次亜塩素酸水の加湿でインフルエンザ、新型コロナウイルス対策を!

次亜塩素酸水とは

次亜塩素酸は化学式でHCLOと書かれるもので、塩素を水に溶解する事で生成する、強力な酸化剤です。

この次亜塩素酸の溶解している、次亜塩素酸水は中性なため、マイナスに耐電している病原菌やウイルスの表面に容易に浸透し、細胞壁を構成する脂質部分を崩壊させ、細胞内の酵素やタンパク質と反応して、それらを機能を止める事ができるため、病原体の静菌(増殖を止める)、滅菌をする事ができるのです。

次亜塩素酸水の利用は歴史が古く、米国では、1908年にニュージャージー洲ジャージーシティで次亜塩素酸カルシウムを使用して給水場での塩素消毒の歴史が始まり、日本でも1921年に東京、大阪から水道水への塩素消毒が始まりました。

次亜塩素酸による消毒は昔からとても身近だった。

次亜塩素酸は、一般的に聞き慣れない人も多いかと思いますが、実は身近な除菌・殺菌成分として使用しています。

先に説明をしましたが、1921年に東京、大阪などの首都圏から、水道水の除菌のために塩素による消毒が、浄水場で使用されるようになりました。現在水道の蛇口から出る水つまり水道水には塩素が含まれています。濃度としては地方自治体によって管理されており、その有効塩素濃度は0.1~1ppmとなっています。

他に塩素の消毒は、温泉などの入浴施設、プールの消毒などにも使用されています。そして歯医者の治療に使用されている水も実は50ppmの次亜塩素酸水が使用されています。

そう既に、次亜塩素酸水による消毒の歴史は実に100年もの歴史があり、飲料水などにも使用されているのです。

また最近では、出荷前の野菜や肉などの洗浄に次亜塩素酸水が使用されています。

何故次亜塩素酸がウイルスや病原性細菌の除菌にオススメなのか?

最近のマスコミ報道などを聞いていると、次亜塩素酸よりもアルコールや界面活性剤の方が除菌や殺菌があるように感じる事が多いのですが、実際に比較条件がかなり異なっています。

表1 次亜塩素酸とアルコールの比較
次亜塩素酸 アルコール(エタノール)
除菌・滅菌推奨濃度 30~1000ppm 50~75%(500,000~750,000ppm)
ウイルスの滅菌の有無 全てのウイルスに有効 一部のウイルスに有効

一般的な除菌濃度を比較した場合、次亜塩素酸は非常に低濃度ですべてのウイルスや病原性細菌などを除菌が可能ですが、一方でアルコールなどは、50~70%もの高濃度でないと除菌・消毒が出来ません。

しかもアルコールは、エンベロープウイルスと呼ばれる一部のウイルスのみにしか除菌効果がありません。

現在注目を集めている、新型コロナウイルスやインフルエンザなどは、エンベロープウイルスの種類に入るため、石鹸やアルコールなどを利用するれば、除菌・消毒が可能ではありますが、プールなどで感染しやすいアデノウイルスや食中毒などの原因となるノロウイルスなどは、アルコールでは、除菌・消毒が出来ないのです。

水道水やプールなどの除菌・消毒にアルコールなどが使用されていない現状をみると判ると思います。

また、アルコール濃度が70%を超えると接触皮膚炎が50%の確率で発生するというデーターもあります。アルコールは、皮膚から吸収する性質があるため、もともと飲酒が苦手な人などはさらなる問題が発生します。

次亜塩素酸を使用する場合の3の問題

1)有機物と反応するとクロラミンが発生

プールなどで、目の痛みや髪のキシミなどの原因となるクロラミンは次亜塩素酸とアンモニアを含む有機物と反応して発生します。クロラミンは総称ですが、トリハロメタンなどもクロラミンに含まれます。クロラミンは有毒ですが、一方で、塩素での消毒をしないと、アデノウイルスによってプール熱と呼ばれる重症化する病気を防ぐ事が出来ないのも事実です。

これは、WHO(世界保健機関)でも両方の問題を天秤にかけた場合、クロラミンが発生するのは軽微な事となっています。

その理由としては、プールの中に有機物の原因となる体の汚れや、排尿などをしなければ、クロラミンの発生は極限まで抑える事が出来るからです。

2)次亜塩素酸は、ハイターなどの漂白剤にも含まれています?

一時期、ハイターなどを薄めると次亜塩素酸水をつくる事が可能であると、嘘の報道によって地方自治体などは大量のハイター在庫は抱え込んだ処があると聞き及んでいます。

確かに、ハイターには、次亜塩素酸(アルカリ化しているため正確には次亜塩素酸イオンです。)は含まれています。ただ、同時に水酸化ナトリウム(NaOH:苛性ソーダ)も含んでいるのです。これは、強アルカリで蒸発をしないため、家具や机などを拭いた場合残留してしまう事で、変色などを起こしてしまう事もあります。もちろん手の消毒には使用できません。

そして、加湿器などに入れ、吸入してしまうと、呼吸器官などに多大な障害が発生します。

NHKでも訂正報道はありましたが、次亜塩素酸水を加湿器などに入れて問題となったのは、すべてハイターの希釈液でした。これは別途消費者センターなどにも連絡して確認をとりましたので、間違い無い事実です。

3)次亜塩素酸水は長期保管が出来ない。

次亜塩素酸水は、pH(水素イオン濃度)4.5~6.9と呼ばれる、微酸性部分で除菌・消毒力が最大化します。

一方で、次亜塩素酸は、非常に不安定なため、除菌力に関係する有効塩素濃度が時間とともに減少してしまいます。次亜塩素酸水によって異なりますが、最短で2日程度最長でも1ヶ月程度しか維持をすることが出来ません。

だから常に新鮮な次亜塩素酸水を使用する事が重要なのです。

家庭で次亜塩素酸水を使うならタブレットタイプが良い

次亜塩素酸水は、食塩水を電気分解で生産をするのが一般的です。

製造機械が、高価なため、家庭で使用する場合は、生成した液体を購入するしかありませんでした。

そのため次亜塩素酸水にはこのような問題があります。

  • 次亜塩素酸水は不安定・・・熱と紫外線によって分解してしまうため保管が大変
  • 使用期限がある。2~1ヶ月 ・・・長期保管が出来ない。余った場合廃却するしかない。
  • 輸送費が高いため高価である。・・・高価であるため、必要な部分しか除菌が出来ない。

そんな次亜塩素酸水をタブレットにしました。

それがジアネーラです。

ジアネーラは水道水で簡単に次亜塩素水が作れる

ジアネーラはタブレットなので、ご家庭にある2リットルの空のペットボトルを使用して簡単に200ppmの次亜塩素酸水をつくる事ができます。

ジアネーラは、加湿機にも使える次亜塩素酸水です。

ジアネーラは、非電離型の次亜塩素酸水を作る事ができます。

一般的に、電気分解で生成した次亜塩素酸水は、電離型の次亜塩素酸水になります。次亜塩素酸は、強力な酸化剤です。次亜塩素酸の他、塩酸、活性酸素である過酸化水素やヒドロキシラジカルなども液中で存在している事で、ウイルスの細胞膜、核酸などに対して、酸化損傷を与える事で、除菌・消毒に繋がると考えられています。

一方で、次亜塩素酸などの酸化剤は、非常に分解しやすい不安定性質を持っています。また、単独で存在しない性質ですので、加湿機などで、曝気すると次亜塩素酸は、ウイルスに到達する前に塩酸(HCL)や酸素(O2)などに分解してしまいます。残念な事に、次亜塩素酸の形で拡散する事が出来ないので、

ジアネーラの材料は、トリクロロイソシアヌル酸です。イソシアヌル酸の構造体に塩素が含まれており、液中の次亜塩素酸と平衡状態となっているため電離しにくい構造となっています。

そのため曝気した時にはトリクロロイソシアヌル酸と結合した状態で、曝気され、拡散され、ウイルスや病原性の細菌などの近くにいった時に、次亜塩素酸が生成してウイルスや病原性細菌を除菌・消毒をする事ができます。

トリクロロイソシアヌル酸(ジアネーラ)の除菌性能試験

1)加湿器による除菌性能試験

図2にあるような実験設備を使用して、除菌性能の試験をした。

  • 対象ウイルス:ネコカリシウイルス(ノロウイルス)
  • 有効塩素濃度:113ppm(ジアネーラ1錠を4.15Lの滅菌水で希釈して利用)
  • 霧化量:60mL/h(試験機械:ジアミストJiaMist-I-02)
  • 試験期間:一般財団法人 北里環境科学センター

試験ウイルスについては、アルコールなどでは除菌が不可なネコカリウイルス(ノロウイルス)を利用して、除菌・消毒性能の試験をしました。

6時間後のブランクサンプルと比較して、

6.3×104(ブランクサンプル)⇒6.3×101(除菌済み)・・・除菌率 99.9%

2)除菌性能試験2

対象 細菌を寒天培養したものに、50~60ppmに調整した次亜塩素酸水を0.1mL添加して、常温で60分間放置した結果。シャーレ内の保菌数の確認を行い、除菌状況の確認を行った。

0分 60分後
スタート ジアネーラ投入 ジアネーラ未投入
大腸菌
黄色ぶどう球菌
枯草菌
クロコウジカビ

大腸菌(食中毒などの原因となるもの)、黄色ぶどう球菌(皮膚感染症など)、枯草菌(病原性は無いが除菌しずらい菌)、クロコウジカビ(パンなど食品につく黒っぽいカビ)など4つの代表的な細菌に対して、除菌・消毒効果が確認できた。

インフルエンザ、新型コロナウイルスの感染源

インフルエンザーウイルス、新型コロナウイルスの感染として考えられているのが大きく2つあると言われています。

飛沫感染

感染者のくしゃみや咳などをする事で、ウイルスを含んだ飛沫が周囲に飛び散ります。飛沫の粒子は5μ以上のものになります。大きいため遠くまで届かないですが、感染者から1~2m以内の距離の場合、周囲の人の呼吸器部分にウイルスが直接侵入して感染が起こります。

ウイルスの生息時間は資料によって異なるが約3時間程度と言われていますので、飛沫粒子は5μm程度であれば、一般の不織布マスクで防ぐ事が可能です。

ただ、ウイルスは、0.1μm程度のため時間が経過して乾くと通常のマスクでは防ぐ事は出来ません。そのため医療用のウイルス防止用のマスクでないと防ぐ事は出来ません。

また、飛沫が細かくなると、空気の対流や風などによって数十メートル遠くまで移動するとも考えられています。

接触感染

くしゃみや咳、鼻水などが、壁や机などに付着したり、感染者の手が触った部分などに、ウイルスが沈着して、その部分に触り、目、鼻、口などの粘膜部分をさわる事で感染をする。

空気中よりもウイルス生息時間が長く、素材によって異なると言われています。木製などは24時間、プラスチック部分については、3~4日程度ウイルスが生息していると言われています。

一方で真鍮や銅など殺菌力のある、素材の場合は3~4時間程度で死滅します。

新型コロナウイルスの除菌には空間除菌がオススメ

新型コロナウイルスの感染源について、WHOが2020年7月9日の発表されたガイドラインによると、空気感染が主の原因とされています。

そのため、次亜塩素酸水による空間除菌が有効と考えられています。

家庭で簡単に出来る次亜塩素酸による空間除菌セット

空間除菌で、空気中のウイルス量を減少して、感染リスクからあなたとあなたの家族を守るため、家庭で簡単に出来る、ジアネーラ(次亜塩素酸水)を使用した空間除菌のスターターをセットを容易しました。

 

次亜塩素酸水用加湿器

次亜塩素酸水は、酸化力がある弱酸性溶液です。

そのため、一般的な加湿機に使用されている、金属容器などは使用が出来ません。そのため耐薬品性のプラスチックを使用した加湿器を準備しました。

ダイヤルが無段階変換が出来るため、部屋の大きさに合わせて調整する事ができます。

  • 次亜塩素酸水用加湿器
  • 6~8畳用
  • 霧化量220mL/h
  • 容量2.2L
  • 連続使用時間10時間

空間除菌用次亜塩素酸水

一般的スプレー等で使用する場合100~200ppmで調整をするのが一般的なため、家庭にある2Lのペットボトルや4Lのペットボトルでの希釈が一般的ですが、空間除菌に使用する場合は10リットルで希釈して50ppm前後に調整が必要です。

付属の10Lタンクに、水道水を入れ、ジアネーラを1錠投入してください。1時間程度で安定した次亜塩素酸水をそのまま、加湿器に投入する事ができます。

ジアネーラ空間除菌スターターセット

  • ジアネーラ 5錠入り×3箱(約2ヶ月分)
  • 次亜塩素酸水用加湿器(YS-002)×1
  • 希釈用ポリタンク(10リットル)×1
  • 300mL遮光スプレー×1
  • 100mL遮光スプレー×1

合計希望小売価格12,000セット ⇒ @9,900-/セットで販売中